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院長ブログ

医療の当たり前を追求する

当院院長のブログです。
地域の皆さまへ、当院に関することはもちろん、
耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

当院院長のブログです。地域の皆さまへ当院に関することはもちろん、耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

補聴器、耳鳴り

知っておきたい難聴と補聴器

さあ、師走です❗️
早いもので、もうすぐ除夜の鐘ですね🔔🙏
年末年始は慌ただしくなりますので、早めの受診をご検討くださいますと幸いです。

先日の読売新聞で、主な医療機関の難聴・耳鳴り治療実績の記事があり、当院も掲載されました。開院以来、補聴器を用いた耳鳴り治療なども継続して行ってきましたので、大変嬉しく拝見しました💡👀

 

 

あれから時にお問い合わせをいただくこともあり、今回は補聴器に関する基本的なことを書こうと思います。

 

 

●難聴は認知症のリスクを高める
2015年に厚生労働省が発表した認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の中で、難聴は認知症の危険因子として挙げられています。また、2018年、英マンチェスター大学耳鼻科からは、「補聴器を着けると認知症の進行を最大75%遅らせることができる」と発表されました。このように、難聴は、単に本人や周囲の人たちが不便に感じるというだけではなく、高次脳機能にも関わる重大な疾病であると言えます。

 

●補聴器業界の実態
このような状況で、補聴器は有効な手段です。しかし、世間一般には、補聴器は役に立たないという印象が広まっています。その背景には日本では医師の介入なしに、デパートや眼鏡店、通信販売などで販売されているという実情があります。

 

●聴こえない補聴器
補聴器診療の目的は「患者様の聴こえの力を引き出すこと」であり、患者様に「補聴器による聴き取りの改善は脳のリハビリテーションによるもの」だと理解していただく必要があります。リハビリですから、患者様には努力をしていただく必要がありますし、周囲からの手助けも必要となります。

何年間も聴力が低下した状態で過ごされていた方が初めて補聴器を装用される場合、「うるさい」「ひびく」といった訴えをされるケースがほとんどです。従来の補聴器診療では、その訴えに対して、補聴器の音を弱く調整するような対応がなされてきました。しかし、そういった調整を繰り返していくと、必要な音を出すことが出来なくなり着けても聴こえない補聴器になってしまうのです。

 

●補聴器適合判定医と認定補聴器技能者の協力
当院では補聴器適合判定医である私と、信頼できる認定補聴器技能者で密に相談しながら、補聴器外来を行っています。大切なことは患者様に、これが「リハビリ」であることをしっかりと伝えることで、初めて補聴器を装用したときに装用していないときよりも声や雑音を大きく感じるのは当然であり、それが健聴者に近づけたことなのだとしっかり理解してもらうことです。

 

最初は不快に感じたとしても脳のリハビリが進み、不快に感じなくなります。装用時間が短ければ脳の機能変化が起こらず、いつまでも不快なままです。補聴器の貸出を行い、2週間ごとに通院していただく中で状況を伺いながら音を調整していきます。それを最低1ヶ月以上続け、目標とする音質調整までたどり着きます。その後、補聴器を購入するかどうかは患者様の自由です。もちろん購入に至らないケースもありますが、そういった経験自体が患者様にとって、とても意味があることだと考えています。お互いに負担がかかりますが、補聴器診療が「聴覚リハビリテーション」であることを踏まえれば当然のことであり、脳の機能変化をうながすことで、大きな成果をあげています。既に補聴器をお持ちの方も含めて、本気で聴こえの改善をお考えの方はぜひ当院の補聴器外来にご来院ください。

 

じんのうち耳鼻咽喉科は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も29台あり来院しやすいクリニックです。補聴器適合判定医と認定補聴器技能者で協力し、安心して補聴器を試せる環境を提供します。いつでもご相談ください。😌

補聴器・耳鳴り外来については、下記ボタンよりご覧いただけます。

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