補聴器、耳鳴り
知っておきたい認知症と難聴
おはようございます☀️
ヒノキ花粉症がピークを迎え、コロナ前の様な春を迎えております。平和で嬉しい限りです😌
桜もずいぶん開花し、そろそろ花見に行きたくウズウズしてきますが、なかなか休日の天気に恵まれませんね。今週末に期待したいところです🌸🍻
さて、最近はテレビや雑誌などメディアでも紹介されることが多く、患者さまから尋ねられることも増えましたので難聴、補聴器、認知症の関連について再度HP上でご説明したいと思います🤓
日本では急速な高齢化社会を迎えており、2015年に厚生労働省が策定した「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」が発表されました。このなかで、難聴は高血圧・糖尿病・加齢とともに認知症の危険因子であると明記してあります。
2020年には、英国の権威ある医学誌ランセットが「認知症の40%は予防可能な12の要因により起こるとされ、そのなかでも最大の危険因子は難聴」と発表されました。難聴は単に聞こえが悪くなるだけではなく、会話や人との関わりが面倒になりひきこもり状態やうつ病になることが多く、脳への刺激が減り認知機能の低下を引き起こします🧠また、難聴を放置すると認知症の発症リスクが上がると言われており、軽度難聴で2倍、高度難聴では5倍になることがわかりました。
では、難聴による認知症のリスクを減らすためにはどうすればよいでしょうか❓
それは、難聴と診断されたらできるだけ早期に補聴器装用をはじめることです👂
補聴器を活用することで脳が活性化され、家族や知人との会話、テレビや音楽を楽しむことで認知機能低下の予防や発症を遅らせることができます🧠
聴力低下を感じたらそのまま放置せずできるだけ早期に耳鼻科を受診しましょう🏥
補聴器を着けることに抵抗を感じる方もおられると思いますが、より良い聞こえを取り戻すことはQOLを高めるだけではなく、認知症の予防にも繋がります。
最近では難聴の危険性を認識されたご家族に連れられ、また認知症が心配だから補聴器を装用したいと自ら受診される患者様も増えてきましたが、当院では開院以来ずっと補聴器外来を行っております。補聴器適合判定医と認定補聴器技能者で協力し、安心して補聴器を試聴できる環境を提供しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください😃👌現在の補聴器の調整だけで、聞こえが随分改善される方もいらっしゃいますよ❗️👂
じんのうち耳鼻咽喉科・内科は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにも多くご来院いただいております。駐車場も29台あり来院しやすいクリニックです。いつでもご相談ください。
補聴器については、下記ボタンよりご覧いただけます。
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