新型コロナウイルス感染症
新年のご挨拶とコロナ禍検査法について
新年あけましておめでとうございます。🎍
2020年はコロナ禍に明け暮れた一年でしたね。
お陰で季節をあまり感じることなく終わってしまいました。世界中が静まり、東京オリンピックももちろん延期、感染症の恐ろしさをまざまざと思い知らされました。コロナ禍により失ったものは色々ありますが、得たものも大きいと感じています。私の場合は人と繋がることの大切さ、熱中できる趣味でしょうか。
今年がどんな年になるのか、ワクチンは本当に大丈夫なのか、仕事は元通りになるのかなど不安要素は多いと思います。当院へ来ていただいた患者さまの不安を少しでも解消するためにコロナ禍に対する勉強も怠らず続けていく所存です😌。
2021年最初のブログは、大変お問い合わせが多い「コロナ禍のPCRを含めた検査法に関する話」を書きます。最近はとても安い値段でPCR検査の宣伝を見ることも多く、PCR法と同じ呼び方でも検査の仕方で値段や感度が違うことなどをご説明したいと思います。
現在、民間PCR検査を行う検査機関や、テレビCMなどでのPCR検査の案内を見られることも増えてきたかと思います。
社会経済活動の中で新型コロナPCR検査のニーズは多く、検査環境が拡充されることは重要ですし、良いことだと考えられますが、一方、メリット・デメリットが存在するため、それぞれの特性などを理解して利用することが重要だと考えられます。
当院など保険診療の医療機関が行っているPCR検査は、非常に多くの規制を遵守し、複数の機関の承認をとった検査会社に委託して実施しているケースがほとんどです。この場合、検査会社は、臨床検査技師を多数雇用し、バイオハザード基準を遵守し、結果についても精度を上げるために、ダブルチェック・トリプルチェックを行っています。結果的に、保険診療の医療機関が検査会社に支払っているPCR検査の費用は非常に高額であり、そこにスタッフの人件費や個人防護具等の費用が加わるため、高額な検査費用となります。
・PCR検査について
当院の委託検査機関ではreal time RT(reverse transcription)-PCR法という手法で行っております。
PCRはPolymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、ウイルスの遺伝子を増幅して検出する方法です。Real timeとは、検査途中でもウイルスの量(対象とする遺伝子のコピー数)の測定値を測ることができる方法であり、通常のPCR(途中での結果を見ることができない)よりも10倍から100倍に検出感度が高い、つまり少ないウイルス量でも測ることができる方法です。従って、迅速で精度の高い検査が可能となります。
新型コロナウイルスの検査には、PCR検査のほかにLAMP法、抗原検査、抗体検査があります。
LAMP法はPCRと同じく遺伝子検査ですが、ウイルスの見落としの少なさ(検査感度)でPCR検査に及びません。抗原検査はインフルエンザ検査キットのような簡便性と、約30分という短時間で結果がでる迅速性が最大のメリットです。しかしながら、遺伝子検査(PCR法、LAMP法)に比べて検出に一定以上のウイルス量が必要であり、無症状者やスクリーニング目的での使用には適さないとされています。最後に、抗体検査は感染早期の診断には適しておらず、コロナ禍が他人へ感染する感染性が高い時期には診断出来ません。過去の感染しか分からないのです。
新型コロナウイルスに対するPCR検査は高い検査精度が求めらると考えられますので、当院では委託検査機関におきまして検査精度を担保したPCR検査を行っております。現時点の日本においてこれ以上鋭敏な検査は望めないレベルなので、検査結果は安心して信頼してください。
今年もスタッフ一同で一致団結し、コロナ禍に負けないよう頑張って参ります‼
じんのうち耳鼻咽喉科・内科をよろしくお願い申し上げます🙇♂️
追加 2020.2.5
厚労省より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第3版)が出たので、追加で添付しておきます。
参考にされて下さい。
当院は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も23台あり来院しやすいクリニックです。いつでもご相談ください。

月別
- 2025年4月 (1)
- 2025年3月 (1)
- 2025年2月 (1)
- 2025年1月 (1)
- 2024年11月 (1)
- 2024年9月 (2)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (1)
- 2023年8月 (1)
- 2023年7月 (1)
- 2023年3月 (2)
- 2023年1月 (2)
- 2022年9月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (1)
- 2022年4月 (1)
- 2022年2月 (1)
- 2021年11月 (1)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年7月 (1)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (1)
- 2021年3月 (2)
- 2021年2月 (1)
- 2021年1月 (2)
- 2020年11月 (2)
- 2020年10月 (1)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (2)
- 2020年6月 (2)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (1)
- 2020年3月 (2)
- 2020年2月 (1)
- 2020年1月 (3)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (1)
- 2019年9月 (1)
- 2019年8月 (1)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (2)
- 2019年5月 (3)
- 2019年4月 (1)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (3)
- 2019年1月 (2)
- 2018年12月 (3)
- 2018年8月 (2)
- 2018年7月 (4)
- 2018年6月 (2)
