いびき、睡眠時無呼吸症候群
お酒と睡眠時の呼吸について
新型コロナウイルスが欧米で猛威をふるっており日本もまさかの東京オリンピック延期が決まりとても大変な時期ですが、気候は温かくなり例年であれば花見真っ盛りの時期が近づいてきました。那珂川〜福岡市南区の那珂川沿いや春日公園、白水大池公園の桜も絶景ですが、今年は花見も集まらずにひっそりと楽しむことにしましょう🌸
そこで今回は「お酒と睡眠時の呼吸」に関してのお話です。お酒と睡眠、そして呼吸状態には切っても切れない関係性があります。
お酒を飲んだ帰り道、電車の中で寝てしまい、降りる駅を乗り過ごしてしまった経験がある方は多くいらっしゃると思います。
お酒を飲むと、なぜか眠くなってしまうものです。「寝酒」の習慣がある方も多いでしょう。
たしかに、少量のアルコールは脳の興奮を鎮めるはたらきがあるため、多少寝つきは良くなる効果があるとされています。
一方、たくさんお酒を飲んだ晩などは、夜中に目が覚めたり、早朝に起きてしまったり、「よく眠れなかった」という現象が現れるから不思議です。
これももちろん、アルコールによる影響です。お酒を飲んで寝るとしばらくは、アルコールの分解時に発生する酵素の影響で、
レム睡眠(体は休んでいても、脳が活発に動いている状態)が抑えられます。
しかし、その反動で睡眠の後半にはレム睡眠が増加するため、浅い眠りが続き、途中で目が覚めてしまう… というわけです。
また、お酒を飲んだ後は、よくいびきをかきます。これは、アルコールの作用により、のどの筋肉がゆるみ気道が狭まることが原因です。
飲酒に関して睡眠時無呼吸症候群(SAS)の人は、無呼吸の症状が重くなるため注意が必要でしょう。
理想でいえば、あくまで理想ですが就寝前の4時間は飲酒を避けることが良いです。
1日の終わりにお酒を楽しみにしている方は多いと思いますが、体調と相談しながら「ほどほど」に飲むことをお勧めします。
当院ではSASの早期発見、CPAP継続治療に力を入れておりますので飲酒した際のいびきでお困りの方はぜひ一度ご来院ください❗️
※当院においてはその方のCPAPデータをインターネットで確認できるため、コロナウイルス対策として2〜3ヶ月あけて来院していただくことも可能です。
じんのうち耳鼻咽喉科は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も23台あり来院しやすいクリニックです。お待ちしています😌
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状、検査、治療については、下記ボタンよりご覧いただけます。
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